ある病室に2人の末期ガンの患者が入院していた。
kingは窓側のベッド、もう一人はドア側のベッド。
2人とも寝たきりの状態だったが、kingは
ドア側のベッドの男に窓の外の様子を話してあげていた。
「お前に何が分かるというのか?」「人の脳を読む能力を悪用する奴を潰すのが先だ。」「看護婦さん、ま■こうp!うp!」
そんな会話のおかげで死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごしていた。
ある晩、kingの様態が急変した。自分でナースコールも出来ないようだ。
ドア側の男はナースコールに手を伸ばした。が、ボタンを押す手をとめた。
「もしあいつが死んだら、自分が窓からの景色を直接見れる・・・」
どうせお互い先のない命、少しでも安らかな時をすごしたいと思ったドア側のベッドの男は、
自分は眠っていたということにして、kingを見殺しにした。
kingはそのまま死亡した。
晴れて窓側のベッドに移動したドア側のベッドの男は奇跡的に回復した。