代数的整数論 #003
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00829208 ◆X2Eb5pqWTw
2006/03/28(火) 11:01:43命題
n > 0 を整数とし、集合 {1, ..., n} の置換全体のなす
対称群を S_n とする。
S_n の任意の元 σ はいくつかの互換の積として表すことが出来る。
証明
n に関する帰納法を使う。
n = 1 なら明らか(零個の互換の積は恒等置換とみなす)。
n ≧ 2 とする。
σ(n) = n なら σ は S_(n-1) の元とみなせる。
よって帰納法の仮定より、σ は互換の積となる。
よって σ(n) ≠ n とする。σ(n) = j とおく。
τ = (j, n)σ とおく。
τ(n) = (j, n)(σ(n)) = n である。
よって τは S_(n-1) の元とみなせる。
よって帰納法の仮定より、τ は互換の積となる。
よってσ = (j, n)τも互換の積となる。
証明終
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