代数的整数論 #003
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0748Kummer ◆g2BU0D6YN2
2006/11/08(水) 16:47:572次体論(後述)から有理素数 p で Z[η] で分岐するもの、つまり
pZ[η] が Z[η] の素イデアルの2乗になるのは、Q(η) の
判別式(後述) d の素因子だけである。
さらに、一般に2次体の判別式 は 奇素数の平方では割れない
(後で証明する)。
一方、例えば >>741 からわかるように、有理素数 p で Z[η] で
分岐するものは λ のみである。
よって、d と λ は符号を除いて一致する。
これと2次体の判別式の性質(後述)から
λ ≡ 1 (mod 4) のときは d = λ
λ ≡ -1 (mod 4) のときは d = -λ
となる。
2次体論から奇素数 p ≠ λ の Z[η] における素イデアル分解
の様子は d が mod p で平方剰余か否かにより決まる。
詳しく以下のようになる(後で証明する)。
pZ[η] が Z[η] の相異なる2個の素イデアルの積となるためには
d が p を法として平方剰余であることが必要十分である。
pZ[η] が Z[η] の素イデアルであるためには
d が p を法として平方非剰余であることが必要十分である。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています