例によってλをある奇素数とし、ζを1の原始λ乗根の1つとする。

r を mod λ の原始根とする。つまり r が属す mod λ の剰余類が
有限体 Z/λZ の乗法群の生成元となるようなものとする。

ζ を ζ^r に対応させることにより Z[ζ] の自己同型が得られるが、
これを σ で表す。つまり、円分整数 f(ζ) に対して
σ(f(ζ)) = f(ζ^r) である。

f を λ - 1 の正の約数とする。e = (λ - 1)/f とおく。
σ^(ef) = σ^(λ - 1) = 1 に注意する。

η_0 = ζ + σ^e(ζ) + σ^(2e)(ζ) + ... + σ^((f-1)e)(ζ)
η_1 = σ(ζ) + σ^(e+1)(ζ) + ... + σ^((f-1)e + 1)(ζ)
.
.
.
η_(e-1) = σ^(e-1)(ζ) + σ^(2e-1)(ζ) + ... + σ^(fe - 1)(ζ)

とおく。

σ により、η_0 は η_1 に移る。
以下同様に σ を次々に作用させて

η_0 → η_1 → ... → η_(e-1) → η_0

となる。

よって、各 i に対して σ^e(η_i) = η_i である。