志村さんが、谷山豊を回想して述べておられる話に、こういったものがあります。
「谷山は、たくさんの間違いを犯す、それもたいていは正しい方向に間違うという
特別な才能に恵まれていた。私はそれがうらやましく、真似してみようとしたが
無駄だった。そうしてわかったのは、良い間違いを犯すのは非常に難しいという
ことだった」 サイモン・シン『フェルマーの最終定理』より

これはこれで、何ともいえない凄みを感じさせる話ですな。