純粋数学にとって難しい時代が来たことは確かだが、何とか
がんばってほしい。大学における「工学」「応用」研究は、
有用性と直結していて社会にアピールしやすいことは確かだが、
本当に有用なのか怪しい研究が多いし、研究者の腐敗ぶりは
数学の非ではない。このスレで批判されている何人かの数学者
の行状など、工学部では何とも思われないだろう。もっとも、
粗製濫造の論文があふれかえっている世界だから、虚偽申請の
必要もないかもしれないが。ただ、欧米に比べて日本の大学の
数学科は「純粋度」が高すぎることも事実だ。数学を学んだ
学生達は考え方に柔軟性が無さすぎて、せっかくの学問的素養
が自分の可能性をせばめていることが多々見られる。これは
数学科特有の文化の必然的な帰結とも思える。この点は大いに
反省していただきたい。しかし、いつの時代にも、大学内に
数学科のような純粋学問の牙城が存在してほしいと思う。
大学には、そういう皇居みたいなところが必要なのだと思う。