ストーカーが大沢であった可能性はあるようにも思うが、
それよりも、神経的にまいっていた被害者がある種の「妄想」
に取り憑かれていたという可能性の方が大きいのかも。
この点は不明。今後の調査にゆだねるしかない。

それとあえていえば、大沢自身は「恋愛」していたつもりで、
セクハラだという認識がなかった可能性もあるのでは?

修士課程と博士課程で同じ教官(非常に親切で教育熱心な人らしい)
に指導され、その先生から離れて助手に就職し、
一人で数学研究を推進することに「不安」を感じていた谷川が、
相談相手として分野の近い大沢に頼ったのを大沢がトンチンカンに誤解して
「恋愛感情」をもって迫ったということもあるのでは?
とすれば、同一人物を対象とするセクハラが繰り返されたという事実も
説明しやすい。そして、もしそうなら、九大に移ってからの「ストーカー」
も大沢の仕業だということは大いにありうるだろう。

念のためにいうが、大沢は最初の事件発生時から既婚者であり、
「セクハラ」は不倫行為でもあった。
(もちろん、不倫行為については倫理的責任しかないが。)

「セクハラ」行為が「強姦行為」を伴っていたのかどうかは不明。
わかっているのは「セクハラ」があったということだけ。
1回目の「セクハラ」発覚のきっかけは学内で起った事件。
被害者が大騒ぎをしたので、大勢の人が目撃している。
密室における具体的行為の内容については不明。