強烈な恨みや怒りが呪詛によって増幅されると、恨みや怒りが生き霊と化して
その対象となる相手のみならずその周囲に取り憑いて、生き霊憑きという現象を誘発する。
10年前にセクハラ行為を便宜供与によって隠蔽した者たちへの被害者の恨みが
生き霊となって多元数理全体を覆った。その生き霊が、まず四方に取り憑き四方を狂わし
浪川との内戦に発展。浪川の勝利の後に、理不尽に粛清された者たちの恨みが
あらたな生き霊となって、もとの生き霊と融合して巨大化してしまった。
そしてその巨大な生き霊が、今回は藤原に取り憑いて、詐欺行為へと走らせた。
藤原に取り憑いた物の怪自ら「我は恨みの化身なり」と名乗ったといわれる。
あな恐ろしや。禍々しい一連の災いはこの生き霊憑きによるものだったのだ。
生き霊憑きは、対象のすべてが死滅するまで継続するとされている。