昭和44年告示の学習指導要領がひとつの転換点。
いわゆる「現代化カリキュラム」。
その理念は「基礎概念をしっかりやれば応用なんて簡単」。
それ以前は複利計算のような実用的な題材も多かったが、
数学屋的な意味での基礎概念重視になった。

昭和44年告示分は「小学校で集合論を教える」など突飛な物もあり、
受験競争激化もあって、「難し過ぎる」批判が一気に出た。
そのため昭和53年告示分以降から「ゆとり」路線が始まったが、
「基礎概念をしっかりやれば応用なんて簡単」という理念自体は今も続いている。
現行指導要領を擁護する際の台詞がこれだったんだから。