暗号解読プロジェクトは、9月20日にToyocryptを27分間で解読することに成功した。
プロジェクトのリーダーである杉田誠・IPA研究員によれば「9月26日現在、約20秒
台で解読できるようになっている」という。

IPAと同様にコンピュータを使ってToyocryptを解読しようとする試みは「フランスや
イギリス、ベルギー、アメリカの民間企業や研究機関でも進められている」(杉田氏)
が、実際に解読できたのはIPAが世界で初めてという。

今回のプロジェクトには杉田氏の他に、IPAの「スーパー・クリエータ」に認定された
光成滋生氏と渡辺秀行が参加した。光成氏と渡辺氏は、杉田氏が開発した解読手
法をコンピュータ・プログラミングに落とし込む作業をしている。

IPAでは今後、ストリーム暗号の一種であり、PCと周辺機器とを無線でデータ通信
するBluetoothに用いられる暗号「EO」をIPA-SMWで解読できるかどうか検証してい
くとしている。また、電子政府の情報セキュリティを保持するための「電子政府推奨
暗号」に含まれる128ビットブロック暗号「AES」に対しても、IPA-SMWで解読できる
かどうか検証していく方針を明らかにしている。

東洋株暴落ですか?