佐々木は、近い人びとが「どうして週刊新潮を訴えないのか」と質問すると、
「あんな下らない雑誌の書くデマにいちいち抗議したり文句いったりしてい
られない。まったくの事実無根なんだから、黙殺すればいい」というような
ことを述べているとのこと。佐々木の性格を知る人には、これはまったく奇
妙な反応だと感じられるらしいが、「ひょっとしたら、そうかも知れない」
と思わされる部分もあるという。仮に(余罪の存在が立証されて)追加処分
があったとしても、案外、周辺の人たちにはうまい言い訳を創作して平静を
装う可能性がある。実際、佐々木に非常に近い筋に聞いても、佐々木の言い
訳を信じていることもある。佐々木に近い人とほど、今回の「事件」は内部
の政治的抗争によるもので、セクハラなんて敵対勢力のでっち上げらしいと
本気で信じていることが多い。佐々木がそう思わせる方向に「宣伝」してい
るからなんだろうが、これは非常に面白い現象だ。他人を騙すとか、だれか
に騙されるとかいうことに関連して人間の振舞いを観察するといろいろ興味
深いことに出会うことがあるが、今回の「ピンチ」を切り抜けようとする佐
々木の態度もなかなかユニークで目が離せない。もちろん、われわれには、
今回の出来事は反佐々木勢力による「でっち上げ」ではないと100%の確
実性をもって断定するのはムリだ。これがもし、本当に反対勢力による佐々
木潰しの「陰謀」だったとしたらそれはそれでまた、非常に面白い現象だと
いえるので、われわれヤジウマとしては、どちらにせよ、楽しめるに違いな
い。ところで、たとえば、数理の教官たちは「どっちでもいいよ」という態
度が主流のようで、これもまた面白い。まぁ、セクハラがなくならないとい
う事実の根底にはこうした無関心があるわけだけど、だからといって、仮想
空間内だけでムキになってもどうにもならないしなぁ。。。といって、現実
空間に飛び出してムキになるというのもメンドウだし。。。まぁ、事件の推
移をよ〜〜く観察しておいて、あとから、のんびりと本にでもまとめるのが
いいのかも。。。(←でも、それもまたメンドウか。だれかやってぇ〜〜)