(5)佐々木力は、「事態を単純にとらえて二分法を用いれば、闇に面するオブスキュランティストよりは、
光を目指す『啓蒙主義者』の方がはるかによい」と書いている(前掲論文、六頁)。
もしこのようにあっけない二分法が成り立つのなら、そもそも喧々囂々の議論が起きることもなかっただろう。
にもかかわらずこのような二分法が成り立つかに考える人が少なからずいるということこそが、むしろ問題である。
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/~shiokawa/ongoing/books/kanamori.htm