【7月15日】
 先日購入しててこの日記には書き落としてた佐々木力科学技術と現代政治(\660、ちくま新書)を読了。これ、かなり面白かったです。
 佐々木さんは科学史の先生。第1章は女子高での公演録で、仮に主婦となるとしても、基本的な科学知識はきちんと身につけて、
 社会や夫の勤める会社の行いを監視し、たとえば原子力の問題について鋭く批判する目を持つことが必要だというわかりやすいお話。
 ところが2章、3章は西欧科学文明の優越性の否定、原子力を脱する事の出来ない日本の政治状況の背景説明、
 さらに環境社会主義思想による新自由主義競争社会の否定とだんだん左派色が強くなってきて、
 最終章ではトロツキー主義をベースにした環境社会主義への移行の提案へ(^^)。
 でもこれがかなり説得力があるんだわ。特にデンマークを実例とした環境社会主義の構想は、かなり現実味があるものに感じられました。
 それと、書き方が上手いんでしょうけど、この本読むとトロツキーって人が先進的な思想家であったというより、 
 「正義の味方」だったように思えてしまいます(^^)。う〜ん、なんか読んでみたくなっちゃいましたトロツキー(^^)。
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