http://hps.c.u-tokyo.ac.jp/new/dokushoannnai.html
以下は、科学史・科学哲学分科の教官による、科学史および科学哲学への入門的読書案内である。
教官毎に10冊程度の本を推薦してもらい、簡単なコメントを添えてもらった。
とくに必要度の高いものには◎を付してある。
 ある程度の専門性を2年半という短い課程で身につけるためには、
こうした本(もちろん全部読む必要はないが)を自ら消化することが不可欠である。さらに進んだ読書案内は各教官にアドバイスを求めてほしい。
佐々木力

1.Thomas S.Kuhn,The Structure of Scientific Revolutions(The University of Chicago Press,1962;2nd ed.,1970,3rd ed.,1996).
 邦訳も存在するが、学問的に信頼できるものではない。

2.廣重徹『科学の社会史』(中央公論社、1973)

3.佐々木力『科学革命の歴史構造』全2巻(講談社学術文庫、1995)

4.佐々木力『近代学問理念の誕生』(岩波書店、1992)

5.佐々木力『科学論入門』(岩波新書、1996)

6.佐々木力『科学技術と現代政治』(ちくま新書、2000)

注記:科学史・科学哲学研究室の知的伝統の精神は一言で言えば、
“リベラル”ということである。これは、けっして怠けていてもやってゆけるということを意味しない。
自主的・意欲的にわが道を行く学徒を鼓舞するということである。
そういった学生は以上の参考文献は、あくまでひとつの手がかりと考えてよい。