ぼくが期待している読者はたとえば例のソーカル事件、そして「サイエンス・ウォーズ」でかなり不安になった人、
「ポストモダン知識人の書き物のあらかたはファッショナブル・ナンセンスだ」と告発した
アラン・ソーカル/ジャン・ブリクモン『知の欺瞞』(岩波書店)を読んで「ポストモダン本がわからないのは、
どうやらこっちの頭が悪いからというだけじゃなかったらしい」と少しホッとすると同時に、
「それじゃ人文系の知にはどんな意味があるってんだ?」と悩んだ人たちだ。

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