<生き甲斐への再生からこそ科学への命がけの関心は復興する 佐々木力>
岩波書店雑誌『科学』2000年11月号より
「現代日本の若者たちの“理科離れ”という現象が叫ばれるようになって久しい。物理学出身
の文部大臣が少年たちの理科への関心を呼び覚まそうと、懸命に若者たちに自然科学の面白さ、
日本人が科学の貢献に適しているゆえんなどを説く姿などを目にすると、“理科離れ”の深刻
さはただならぬものなのだな、という感じにもなってくる。この現象の原因は、大きくとらえて
二つある、と私は思う。
ひとつは、近年の少年・青年の一般的な無気力ということが考えられる。このことは日本だけ
でなく、世界的現象である。“現代科学にはこのような難問がある”といった発言に出会うと、
今の若者は、そんなたいへんなことなら自分はその問題に取り組むことなどご免だ、といった
対応をするらしい。」
▽自分で問題解決能力を持たない寄生虫学問屋が何を偉そうにぬかしているのか、元祖理科離れ
は佐々木本人でしょう。それでは無気力ではない状態とは何なのか、続いて引用すると

「一世代前に青年であり、元気のよさで大人たちを手こずらせた私たちの世代からすれば、信じ
られない対応といわなければならない。無気力ということで現代日本の若者は際立っている。政
治や経済の世界でいかなることがおころうと、日本の若者のほとんどは反応しようともしない。」
▽学生闘争の頃のようにマルクス主義にかぶれて政治や経済でも何でもハンタイ運動に参加するこ
とが無気力さの克服になるとでも言いたいのでしょうか。自分のまわりの人間をよく見てください。
反戦運動や左翼運動に一生懸命になる人間は理科離れする以前に文系でしかも非常に成績のよく
ない学生が集まっていることが普通です。「イラク戦争ハンターイ!」などと自己満足的にほざ
いていた連中の中に、理科離れとは無縁のよく勉強する優秀な人間がいましたか?
つづく