不等式への招待 第2章
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0488132人目の素数さん
2005/12/04(日) 03:32:59[解421]
(a) ∠A, ∠B, ∠D ≦π としてよい。∠A の内部の点Eを、△ABE と △ACD が等角になるようにとる。
△ABE ∽ △ACD ・・・・・ (1)
だから、AB:AC = AE:AD そして ∠BAC = ∠EAD. ゆえに二辺夾角の相似定理により
△AED ∽ △ABC ・・・・・ (2)
(1)から AB・CD = AC・BE, (2)から AD・BC = AC・ED を得る。
辺々加えて、AB・CD + AD・BC = AC・(BE+ED) ≧ AC・BD.
小平邦彦: 「幾何のおもしろさ」 数学入門シリーズ 7, 岩波書店 (1985), 定理111, p.252-254
矢野健太郎: 「幾何の有名な定理」 数学ワンポイント双書36, 共立出版 (1981), p.47-48
(a) 複素数平面を考え、A,B,C,D に対応する複素数を a,b,c,d とする。
(b-a)(d-c) + (d-a)(c-b) ≡ (c-a)(d-b). (← ヤコビの恒等式)
∴ |b-a|・|d-c| + |d-a|・|c-b| ≧ |c-a|・|d-b|.
栗田 稔: 「数学100の定理」 数セミ増刊, p.16 (1983)
(b) AC,BDに平行な平面Π上に射影する。 右辺は減少し、左辺は元のまま。
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