(続き)
「メキシコシティの北側のフランス墓地には、プリンキポ時代から7年間、
トロツキーのボディーガード兼秘書を務めたジャン・ファン・ハイエノー
ルト(フランス語式には、ジャン・ヴァン・エジュノール)が葬られてい
るザモラ‐ロラン家の墓があり、それも私は今回訪れることができた。彼
は、トロツキーのもとを離れてからは数学基礎論の研究者に転じ、その秀
逸なる語学力を生かして、フレーゲからゲーデルまでの数理論理学のきわ
めて優れたソースブックを編纂したことで知られる、若い妻に銃殺され、
波乱に富んだ生涯を終えた。」

数学基礎論のハイエノールトはトロツキーのボディーガードだったのか。
すごい。やっぱり、佐々木教授は博学なんだなぁ。しかもハイエノールト
は若い妻に銃殺されたのか。ちっとも知らなかった。まさかとはおもうが、
この人、浮気でもしたのかなぁ。セクハラでもやったのかなぁ。そういえ
ば、ハイエノールトの伝記

Anita Burdman Feferman : Politics, Logic, and Love: The Life of
Jean Van Heijenoort, AK Peters, 1993

があったなぁ。著者は『ゲーデル全集』の編者 Solomon Feferman の奥さ
んらしい。調べてみようかなぁ。