強度や靭性、伸びなどの指標は材料物性の局面を便宜的に表現しているに過ぎないのではないでしょうか。
例えば引っ張り応力に対する変形メカニズムにしても、原初的な部分では教科書に載っているような転位論で説明できると思いますが、
教科書的な現象がバルク材料の中で実際にどのように作用するのかは、材料を構成する金属組織ごとにずいぶん違うと思います。
カタログスペック的に言えば、抗張力1000N/mm^2、破断伸び20%などという強度と靭性を兼ね備えたような材料はあるよね。
実際には、高強度はともかく、加工しにくくて靭性も期待できない材料だけどね。