自動車用エンジン点火プラグ製造最大手の日本特殊陶業(名古屋市瑞穂区)が、名古屋北労働
基準監督署からサービス残業の是正を勧告され、2年分の時間外賃金の未払い分として社員約
1700人に計約5億7600万円を支払っていたことが13日、分かった。社員の約3人に
1人がサービス残業をしていたという。
日本特殊陶業によると、同労基署は昨年12月、同社小牧工場(愛知県小牧市)に立ち入り調査
を実施。実際の勤務時間と支払われた時間外賃金に食い違いがあり、不当なサービス残業の実態
が判明した。
これを受け同社が02、03年の過去2年分について社員の残業時間を再調査したところ、係長
以下約5000人のうち、約1700人がサービス残業を申告。同社は4月、全員に未払い分を
支払った。[2004/5/13/22:17]