初めまして。川口の鋳物屋です。鋳物の話を書き込むところが
あったのは、うれしい限りです。遅ればせながらですが、返事が
無いようなので、自分で理解している範囲で書き込みします。
宜しくお願い致します。


>>599

イグロスってのは、ignition lossから来ている言葉で
日本語だと『灼熱減量』『強熱減量』といわれています。
樹脂硬化型の砂型で使用後の砂粒に どれだけ樹脂が
こびりついているかの目安です。

造型に使用後の砂は、『リクレーマ』と呼ばれる臼で、すりつぶすように
樹脂を剥ぎ取ることで再生させますが、再生後に、その砂を
燃やして、樹脂が燃えて軽くなった比率を『イグロス』
と呼んでいるのです。

再生後に残った樹脂は、細かい話は はしょりますが、次に使用した際
鋳型強度を低下させるので、いかに、イグロスを低下させるかが
管理のしどころになります。イグロスが高い場合、リクレーマを
通す回数を増やすとか、逆説的ですが、樹脂添加量を減らすとか。
(イグロス高い −> 鋳型強度落ちる −> 樹脂を添加する
->イグロスが更に高くなる という悪循環が起こってしまうので、
現場が勝手に型の強度が落ちたからと、樹脂添加を増やすと
大変なことになります。よくある話ですが)

こんなところでしょうか?間違いがあったらご指摘お願いします。