鋳型硬度が高いことによる不良は聞いたことがありません。
そのために通気度が極端に悪くなれば別ですが・・・
逆に鋳型硬度が低い時を考えてみましょう。
ウォールムーブメントといって注湯直後、凝固時に鋳型の壁部が動いて
キャビティーが広くなれば内部に「引け巣」ができます。
壁部の砂が毀れて「砂入り」「型壊れ」「焼着き」「掬れ」「鋳肌不良」
等々が現れます。
かつて私の体験は、生砂型をフラン型に変えたときに、
重量が減ってKg単価で商売する鋳物屋にとって、損がいく仕儀になったことがあります。要するにキチンとした製品ができて、
寸法精度が高まったということで、客からは喜ばれました。
それまでは謂わばポッテと膨らんだ形だったのです。
自動マシニングが可能になったと、今になればまことに当たり前な経験です。