東北大金属材料研究所など、直径1.5ミリのモーター開発
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20041227c3b2704c27.html

 東北大学金属材料研究所やYKKなどは金属ガラス製の歯車を使い、直径1.5ミリのモーターの開発に成功した。
従来の鋼型の歯車より強度が高く、耐久性を30倍以上に高めた。これまで実用レベルではプラスチック製で1.9ミリの製品が最小だったという。

 ニッケルやジルコニウムなどを成分とする金属ガラスは、強度が高く、耐食性にも優れているのが特徴。
東北大金研と次世代金属・複合材料研究開発協会(RIMCOF)が金属ガラスの合金設計、YKKと群馬大工学部、RIMCOFが成型加工、並木精密宝石(東京・足立)がモーターの開発を担当した。

 金研は内視鏡やカテーテル(医療用細管)など医療機器の駆動源などの利用を見込む。装置を小型にし、治療時の患者の苦痛を減らせるという。2006年度の実用化を目指す。
金属ガラスを使った製品市場は2010年には1580億円になるとみている。最終的には直径1ミリ以下のモーターを開発する考えだ。