ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000411-yom-soci
常温で磁石に吸い付く液体の化合物を、東京大学理学部の浜口宏夫教授(物理化学)が世界で初めて発見した。
こうした化合物は、これまでまったく知られていない。
作り方もきわめて単純で、人間が住む環境で使用できることから、今後大きな注目が集まりそうだ。
磁性のある液体は液体酸素があるが、マイナス183度以下の極低温でないと、
液体にならない。浜口教授らのグループは、
食塩のようにイオンで構成されながら、常温で液体である「イオン液体」に注目。陰イオンを磁石にくっつくイオンに置き換えれば、液体そのものが磁石にひかれるはずだと予測し、実際に合成すると、予想通り磁石についた。
使用したのは、陽イオンには窒素を含む有機物、陰イオンには磁石
につくことが知られる鉄と塩素の化合物。双方の粉末を混ぜるだけで液体になる。
今回見つかった液体を使えば、薬を磁石の力で患部に集めるなど、
さまざまな分野で応用が期待されるという。