>>255
小林先生のサイトにコメントが載ってるけど、
追加もしておきます。
まず、LSDAなどでスピン分極した解があるというのは
先生も言っている様に単に準安定状態の結果が出ただけで
本当に安定な解は非磁性の解という事もあります。
ただ、論文になっているのであれば、
(最近はソフトユーザーが多いので間違いもあるかもしれませんが)
スピン分極した結果と、非磁性解の全エネルギーを比較して、
分極した方がエネルギーが低いとなっているから
スピン分極のみの結果を出しているはずです。
この意味ではLSDA(もしくはLSDA+U)で安定な結果は
スピン分極した結果だという事です。
実際の実験などと合わない事は
1、LSDA,GGAなどの近似が悪い。
2、LSDA+UでUの値などがめちゃくちゃ。
3、コアコレクションなどの話もあるし、
  擬ポテンシャルで磁性の議論は危険です。
  VASPでは旨く行くと言う論文もありますが、
  FLAPWなどの結果にあうように各物質で入念に作った
  擬ポテンシャルを用いての結果なので
  実は微妙な所は非常に危険です。
  USPPやNCPPでは全くだめな場合も多いです。
  (NCPPで平面波を増やしたからといって
   PAWと同等にはならない)
4、計算した人が間違っている。

私の経験上、スピン分極しているものがスピン分極していない結果を第一原理計算が出して
それをGGAやLSDA+Uやるとスピン分極した正しい結果を生むと言う例は沢山あると思いますが、
スピン分局してないものを、スピン分極していると結果を出す事は、なかなかないと思います。
LSDA+Uの使い方の間違い、計算方法の問題、
もしくは実験結果が間違っている。だと思います。