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 日立製作所 日立研究所は、このたびこれまで接合が困難とされてきた、性質の
大きく異なる異種金属材料の接合を、摩擦攪拌接合を利用して簡易に接合できる
技術を、開発しました。アルミニウムと銅、またはアルミニウムと鉄といった性質の
大きく異なる金属を接合した場合でも、アルミニウム同士を接合した場合の強度に
近い接合強度であることを確認しました。

 摩擦攪拌接合は、接合する二つの接合材料の接合面にボールペンほどの金属棒を
回転させながら挿入し、これを回転移動させ、接合材に摩擦熱を生じさせて、金属棒の
回転作用で二つの接合材を繰り返し攪拌・混合して接合する技術です。この接合技術
は、アーク溶接やレーザー溶接とは異なり、材料を高温で溶かす必要がなく、接合後
の変形もアーク溶接の1/10以下と極めて小さく、かつ接合欠陥が極めて小さいため
、製品の低コスト化と高品質化を実現できます。

 今回、当研究所が開発した接合技術は、摩擦攪拌接合技術を応用したものです。
金属棒を変形抵抗の小さい、つまり低い温度で水あめ状態になりやすい金属材料側
だけに挿入し、水あめ状態になった金属材料を、金属棒の回転作用で接合させる
材料の接合面に押し付けて接合させる技術です。この技術では、異なる2種類の金
属を混合させることなく接合できるため、金属を混合することによりできるもろい性質を
持つ合金の発生を防ぐことができます。このため、例えばアルミニムと鉄の場合でも
、アルミニウム同士を接合した場合と同等の引張り強度が得られ、高い品質で接合
できることを確認しました。また、銅とアルミニウム、鉄とアルミニウムの他にチタニ
ウムとアルミニウム、マグネシウムと銅など広い分野の異種金属材料が接合できる
可能性があります。また、長さ50cm程度の長尺材でも比較的容易に接合できる
特長があり、これを様々な形状に加工できます。今後、さらに接合部の強度を高める
など技術の信頼性を高め、幅広い分野への応用展開を図って行く予定です。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=32547

色々と楽しめそうな予感