>>834

1.合金化する成分による。母材よりも電気伝導度の高い元素を添加する場合には、添加量に応じて電気伝導度が高くなる。
逆に、母材よりも電気伝導度の低い元素を添加すると、添加量が増えるに従って、電気伝導度は低下していく。

2.銀の電気抵抗値は、銅の電気抵抗値よりも高い。従って、1の理由により、添加量に応じて電気伝導度は高くなっていく。

3. 代表的なものはニッケル−クロムの合金で、ニクロム線と呼ばれている。電気抵抗が極めて高いため、発熱の効率が良い。
また、ニッケルは超耐熱合金の基材としても使われるぐらい融点が高いうえに、同じく高融点のクロムも合金化されているので、発熱時に溶断線しにくい。

4. 接触導電材料の接触部の抵抗のことを接触抵抗と呼ぶ。接触抵抗の内訳は集中抵抗と境界抵抗の二種類に分けられる。
接触部を拡大して観察してみると、金属表面部は滑らかではなく、微細な凹凸が連続していることが分かる。
この凸部の先端部分は、落雷と同じように電気火花(アーク)が集中しやすく、導電の主体はアークによるものとなる。
この部分の抵抗を集中抵抗と呼ぶ。
これに対して、凹部にはある程度の境界(ギャップ)が発生し、電気伝導度が大きく低下する。これを境界抵抗と呼ぶ。
すなわち、接触抵抗は、見かけの接触面積よりも電気抵抗値が大幅に低下する。