坂本氏はアメリカ直輸入の最新の知識に加えて、
実践経験が豊富という、プロアマ問わず、スーパーマンのような
存在だったのでは無いかと思われる。

さらにTAMCの会長だ。会員達にレクチャーする機会も多くあったことだろう。

坂本氏も情熱を持ってマジックを教えていたことだろう。

しかし、レクチャーを重ねる内に、多くの会員は、
タネを理解するだけで精一杯なことに気がつく。

そんな人達に上記の十箇条は高度過ぎる内容なのだ。
結果として初心者向けの3つのアドバイスが残った。
ぶねおはこの原則を[マジックと他の芸能を分けるものだ]と主張した。

そう解釈するのは分かる。
何故なら、サーストンの3原則は、マジックそのものの核心に迫るものだからだ。

サーストンの3原則は、マジックを上手く見せるためのアドバイスではない。
観客を楽しませるためのものでもない。

マジックを成立させるための最低限のルール、[タネを保護]するためのルールなのだ。

だからこそ、初心者はまずこの3原則を学ぶ必要がある。

そして、基本概念を経験で理解したら、
ドンドン原則に反することをやって欲しいとも思っている。

これが俺の解釈だ。