310、340です。
以前のスレでも書いたんですが、
私の考えはギャンブラーに近いです。
ギャンブルではデックを凝視されます。
イカサマしてないかを厳しくチェックされます。
お金がかかっていますからね。
しかもかなりの高額で。
その中で行うパスは至難の業です。
ほんの些細な変な動きひとつでも命取りになります。
ばれなくても、疑われただけで相手は席を立ちます。

そういうパスをマジックでも演じたいんです。
ですから可能な限り余計な動きは一切したくないのです。
若干手を振ったり、体の向きを変えたり、
ミスデレクションで目線を外したりとか‥
理想論でしかないのは解っていますが、近づきたいのです。
その努力はマジックを演じる中でパスを行う際に、
プラスになることはあってもマイナスになることはないはずですから。

話を蒸し返えしますが‥
「見えないパス」について。
だいぶ昔の話になってしまいますが、約20年前です。
当時私の周りにはパスの出来る人がいませんでした。
だから上手いパスを実際に見たことがありませんでした。
あまり上手くないパスなら一度だけ見たことがあります。
当時池袋の東武デパートのディーラーのお兄さんのパスです。
ディーラーとは言え、それで飯を食っている限りプロです。
そのプロでも見た瞬間に解ってしまう‥
それほどパスは難しく、まさに幻の技法だった感じです。
私も本で習得しようと練習中でしたが、何度も挫折していました。
そんな時あるビデオが発売されました。
カウフマンの「On The PASS」です。
冒頭のクラッシックパスの表題が出る際、
デモで流れた真上からのクラッシックパスの動画。
自分でも練習していましたから、若干の知識はあったと自負しています。
それでも、初めてあの動画を見たときには、
私にはパケットの移動が「見えません」でした。
2・3度見れば見えるようになりましたが。
あの時の衝撃は忘れられません。
そういう意味で「知らない人に対しては見えないパス」は存在すると考えます。

あのような「デックを凝視」「角度でカバーしない」「振らない」状態で
「(知らない人には)見えない」パスを目指してるんですよね。