神戸地方裁判所に、ある男の代理という
弁護士が現れた。
その弁護士によると、その男は
氏名をマジェイアといい、住所は魔法都市であると
らしい。ちなみに職業は「いろいろやっている」らしい。

本名と本当の住所だけでも教えて欲しいと弁護士は諭したが、
全く聞き入れてくれず、とにかく名誉毀損であるとの一点張り。

このままでは、単に相談料がかさむ一方であると説得したが、
とにかく告訴をして欲しいと本人は申すだけである。

「こういった人のためにも我々のような職業がある」との思いから、
取りあえず、こうして裁判所まで来たという弁護士は当然ながら、
棄却の書類をもって事務所へと帰っていった。