うちは建築士の親父が末期の膵臓癌になって病床でも仕事を続けたいのだろうと勝手に思って焦ってMacBookを買ってプレゼントしたけど
親父の本音をお袋が聞いたらiPad2セルラー版が欲しい。世界の美しい建築町並みを見たいと言ったんだ。
お袋がiPadを買い与えてから、自分は休みには出来るだけ、ひたすら各地を飛び回って親父が亡くなるまで写真を送り続けた。
親父の最後のメールはコロッサムを見てみたいと言った。最後を看取ることは出来なかったけど、親父のiPadにはビデオレターが残っていたんだ。
Macには慣れていたけど、きっと体も痛くてキーボードやトラックパッドが億劫だったんだろう。そういう事を詳しく聞かずに自分本位で与えたものが正しいと限らない事を知った。
境遇は違っても、たまたま孝行したいという優しい人に役立てればと思って長文になった。悪かったね。