鳳龍院の武道の歴史は、中国の明代に鳳龍院の僧侶であり、
また武術と智略に秀でていた初代の宗師がその才を認められ、
時の中国皇帝の護衛を命ぜられたのが始まりであり、
以来、540年余りにわたって代々の宗師たちは、要人護衛を任務としてきが、
その技と知恵は長い年月を通じ、一子相伝の秘技として親から子へと
受け継がれ、 清水あすかの父・伯鳳も、幼い頃より祖父・父から
厳しい訓練を受け、1990年に引退するまで、要人・国賓の護衛任務に
就いていたわけであるが、20世紀に入り、中国や日本にも大きな歴史の
波が押し寄せ、伯鳳の祖父「伯麟」父「伯亀」も、激動する時代とともに
中国から韓国、 韓国から日本へと渡りながら祖先の技と知恵を守り抜き、
現在にまで伝えられてきたものであるが、
1979年、父・伯鳳は、人から求められ、また自身の安らぎの場として、
心の拳(こぶし)を意味する道場「心拳塾」を開設し、そこで無心に
稽古に励む子ども達の姿を目にし、伝統の技と知恵を
「わが子や未来を担う子どもたちに残したい」、
「他者を思いやり自他を活かす武道を心あるより多くの人に伝えたい」
との強い思いがつのり、そして、1990年、プロ・ボディガードの職から
引退を機に 、かつて祖先が開いた寺院の名「鳳龍院」を冠した
「鳳龍院心拳」と名称を改め、そこにおいて、清水あすかは3才から
父より指導を受けて稽古を始め、1995年12月「十七代目宗師」を襲名した