いま自分で使ってる不動小数点演算中心の科学技術計算のソフトを、Pentium4 3.06GHz
FSB533と、PowerPC G4 1GHzで比較した事があります。OSはPen4がRedhat8で、G4
がOSX10.2。双方ともGCC3でコンパイルしたところPen4の方が2.5倍くらい速かった。
iccも試したけれど、最近のgccは最適化が進んでいるせいかほとんど差がなかったです。
ですから、今回もG5にそれほど有利な条件ではないとは思います。

Xbenchで、G5の不動小数点演算性能がG4 1.42GHzの倍あるのが参考になるかと思います。
G4用のコンパイラでビルドしたソフトをいきなり持ち込んで倍のスピードが出るという事
から、数値計算ライブラリーの最適化だけでもPen4と同等の性能を発揮できる可能性は高い
でしょう。

以上の事から、G5 2GHzがPentium4 3GHzと同等の性能を持っているという結果は、
私にとっては納得の行くものでした。MacOSやWindowsは並列計算に難があるので
データ整理くらいにしか使えず、このレベルでの世界最速が仕事の効率に与える影響
はあまり大きくないですが、G5は一度試してみたいCPUではあります。