そもそもことえりはサードパーティにIMの作り方を示すためのものだったはず
(“Finderの向こう側”
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797318287/qid%3D1061715091/br%3D1-7/ref%3Dbr%5Flf%5Fb%5F6/249-1231990-9080355
より。「開発者向けのリファレンスモデルの提供」)
 
それが、自ら進化しサードパーティに勝とうとするというのはつまり、
IMを制作するサードパーティが停滞気味だということに起因するのではないか。
WXGが消え、VJE-Deltaは細々とダウンロード販売されるのみとなった今
一般消費者の選択肢はATOKかEGBしかないと同じ、そのふたつも
どちらかというと漢字変換に関係ない機能拡張ばかり。
 
今回のことえりの強化は、「漢字変換の機能強化」だ。
つまり今回のことえりが“言いたいこと”とはつまり、「IMの役割は漢字変換である。
漢字変換の高性能化を追及するのがIM開発者のするべきことである」ということでは
ないだろうか。
 
「開発者向けのリファレンスモデルの提供」それがことえりの役割であるが、
今回の強化は、サードパーティへの“カツ入れ”なのではないだろうか。
このことえりの出現により、売り上げを下げてしまうIMソフトは、そもそも
「IMとしての本分の追及」が足りないからだと言えるのではないだろうか。