例えばあのままCoplandを完成させ移行したとしても、
旧来のアプリにプリエンプティブマルチタスク的動作をさせられるものでは
なかったはず。つまりCopland環境用にアプリ会社が新規同様の開発をしたり
ユーザーが新規のアプリに入れ替えることを強いられながら、しばらくは
旧来アプリとCoplandアプリが混在併存になっていたはずで。

個人的にはBeOSがCoplandの味に近いんじゃないかと使ってて参考になるんだけど、
基本操作にも旧来のMacOSからの変更が若干生じる。というより変更しないと
「マルチタスクなのにシングルタスク的操作」という非常に無意味なアンバランスが
生じてしまう。だからむしろ積極的に操作面を変更する案が出てきて当たり前。

そこらへんを踏まえれば、結局は旧来方式や中途半端な新仕様とは一線を引いた、
UNIXという選択が妥当だったと思えるわけで。それでいて、メモリやMPUが十分
大容量廉価高速になるここ数年前まで普及を急げなかった面も無視できない。
その一方、旧MacOSはいろいろ変化しつつも、多少長引いたなりに
表で完熟までの役割を果たしたんじゃないかと。名前の通りクラシックではあるけど。