これは Macintosh についての小説である。

Inside Macintosh の序文はこのように語っている。
「あなたが Macintosh から得るものは殆ど何もない。
Photoshop の実行速度に置き換えられたプライドだけだ。

失なうものは実にいっぱいある。
歴代 Apple CEO のボーナスが全部払えるくらいのお布施と
(もっともあなたに Michael H. Spindler にボーナスを払う気があればのことだが)、
取りかえす事ことのできぬ貴重な時間だ。

あなたが Macintosh の前で孤独な消耗をつづけているあいだに、
あるものはプルーストを読みつづけているかもしれない。
またあるものはドライヴ・イン・シアターでガール・フレンドと
『勇気ある追跡』を眺めながらヘビー・ペッティングに励んでいるかもしれない。
そして彼らは時代を洞察する作家となり、あるいは幸せな夫婦となるかもしれない。