ITの発達は目ざましく、今や市民生活の必需品になりつつあります。
銀行、証券はもとよりショッピング、福祉、医療、行政にいたるまで
あらゆるサービスがインターネットを通じて受けられるようになりました。
もちろんこの方向性は今後ますます発展していくものと思われます。

しかし、現状では「Mac非対応」というものが少なくないのが実情です。
そして私は今後このようなケースはますます増えてくると考えます。
平べったい言い方をすればMacユーザーのシェアは非常に小さいからです。
Mac対応にすることでシステムの構築や維持、サポートにコストがかかります。
利益に見合わないコストは不合理であり削られるべきものだからです。
AppleがOS9を切り捨てたように、Macは社会から切り捨てられるのです。

しかしながら、それは不平を言うことでも、悲しむべきことでもありません。
Apple社は基本的にMacOSに社会とのつながりを持たせようと思ってはいません。
MacはMacOSとiLifeや.Mac等Apple社のサーヴィスを使うためのパソコンなのです。
これはまさしく盆栽の世界に通じます。外界と隔絶された鉢の中で結実する空間。
実際にはない無限の広がりを、そこに感じる宇宙感。これこそMacOSの世界です。
そこに如何に夢を見い出し、愛情を注ぎ込むか。それがOSXの究極のコンセプトです。

Windowsとの比較はナンセンス。OSXに成功/失敗を言うのもまったく無意味です。
普通のパソコンだと思って最初の1台にMacを選んだあなたはまったくお気の毒です。
電気もガスも水道もないのに、なけなしのお金で盆栽を買ったようなものだからです。
しかし、そこに運命を感じませんか? 清貧を貫きMacと共に人生を歩んでください。
Macは盆栽。Macとは溢れるばかりの夢を、愛を、情熱を注ぎ込む究極の一鉢なのです。