RAGE128の頃は、ATiにとってはある意味ラクチンな時代でした。
丁度、宿敵(故)S3がViRGEとSavage3Dで自爆し、ATiにビデオチップ界の王座を
譲り渡した頃です。当時のATiの主戦場はメーカーPCオンボード搭載で、リテール
のビデオカードなど余技のようなものでした。

RIVA TNT2とVoodoo3が登場しようという時期に、RIVA TNTクラスのRAGE128GL
を投入するという余裕っぷりで、まさに悠々自適の商売です。ドライバ開発も、ハ
ナクソほじりながらゆっくりやろうという感じです。

しかし、その後、いろいろな事がありました。nVIDIAの強烈な追い上げによる王座
陥落、S3撤退・消滅、3dfx崩御、i810をはじめとするビデオ内蔵チップセットによる
メーカーPCオンボード市場の侵食etc・・・

我が身の危機を察した、とATiは「これからは、まじめにドライバ作ります宣言」をし、
せっせとRADEON用ドライバづくりにはげみましたとさ。めでたし、めでたし。