・【ユニバーサルPnP(ユニバーサル ピーエヌピー)】
   もともと家庭内ネットワーク用に利用するためにWindowsパソコンの
  PnP機能を拡張した規格で、LAN環境からIP電話などを利用可能にする
  技術として注目されている。

   LANの中からインターネットを利用するには、ローカルネットワーク
  上のIPアドレス(プライベート・アドレス)をインターネット上の
  IPアドレス(グローバル・アドレス)に変換する必要がある。現在、
  これを行っているのが、ルータに搭載されたNAPT
  (Network Address Port Translation)機能である。IP電話や
  動画チャットなど、P2P通信といわれる最新の
  双方向性アプリケーションは、端末側で返信相手を確認するため、
  データ本体にも送信元アドレスを書き込んで送信している。しかし、
  NAPTにはこれを変換する機能がないのでLAN内からP2P通信を行おうと
  すると、返信先のアドレスが正しく伝わらず、通常のルータを介しては
  P2P通信は利用できない。

   そこで、LAN内に設置された機器同士を自動認識させる
  ユニバーサルPnP技術を利用する。ユニバーサルPnPをルータに搭載する
  ことで、データ本体にグローバル・アドレスが書き込まれ、送信先の
  端末はそのアドレスを使って返信が可能になる。ただし、OS、
  アプリケーション、端末のすべてがユニバーサルPnPに対応している
  必要があること、対応したルータ製品がまだ少ないことなどの
  解決すべき問題点も残されている。