>>895
これから先のUSB2.0 vs IEEE1394は、AT互換機 vs Macの様相に似たものになるでしょうね。
まず、期待される市場規模が段違い。
USB1.1の市場をそのまま引き継ぐことになるUSB2.0は、AT互換機のごとく、かなりの規模の開発費を
回収できるぐらいの市場になり、省電力化、微細チップ化などの開発が期待できます。

一方、IEEE1394はこのままではDVカム専用インターフェースと成り果てる可能性があり、アナリストの
多くも今後市場が縮小するであろうとしてます。
そのような市場に多額の開発費を費やすことは、無謀以外の何物でもなく、USB2.0ほどの開発は期待
できなくなります。
これは、現在のAT互換機が末は280gの携帯端末から果ては数十プロセッサの並列システムまで多彩に
存在している一方、Macは非常に限られた範囲にしか存在できないことを見れば明らかでしょう。

また、かつてのIDE(ATA) vs SCSIの争いになぞらえても良いかもしれません。
こちらも、ATAにはかなりの開発費が投入されたことから、かつてSCSIのアドバンテージと言われたものの
ほとんどがATAでも実現することが出来ました。
この場合は、Macとは異なりハイエンドで生き残ることが出来たため、極々限られてはいるものの高速化
に対する開発は継続されていますが、小型機や組み込み向けといった省電力などの開発は行われてい
ません。

IEEE1394がMacと同じ運命をたどるのか、あるいはSCSIと同じ運命をたどるのかはまだわかりませんが、
どちらにしても、かつて言われていた、あるいは現在言われているIEEE1394のアドバンテージは徐々に消
失してゆくことだけは確かでしょうね。