スペイン“韓国びいき”の判定を非難 モリエンテス「審判に2点を奪われた」
 
韓国が健闘してアジア初のベスト4進出を決めた22日の準々決勝、
スペイン―韓国で、韓国側に有利とみられるような判定に、スペイン側から不満が相次いだ。
選手らは試合後、判定への怒りを爆発させ、スペインの首都マドリードからも
「ミスジャッジの連発だ」と非難する声が上がった。

0―0でPK戦にもつれた試合でスペインがゴールネットを揺らす場面が二度あった。
延長前半2分にホアキンがゴールライン際からセンタリングを上げた際には、
副審がラインを割ったとの判定。
主審の笛の直後にモリエンテスがヘディングシュートを決めた。
ビデオではボールはラインを割っていないように見えた。

このほかスペイン選手は再三、微妙なオフサイドをとられ、延長後半の終了間際にも、
スペインがCKを得た直後に終了のホイッスル。
テレビ計時ではまだ15分に達していなかった。

スペインのモリエンテスは「審判に2点を奪われた」と激怒。
カマチョ監督も「もっと平等な判定になると思ったのに…。
スペインでこういう試合が行われたら、スキャンダルになる」と判定を疑問視した。

決勝トーナメント1回戦の韓国―イタリア戦でも、トッティの退場について、イタリア
判定に疑義を呈していた。(共同)


日本協会関係者も審判に疑念  副審のレベルが低い
 
不可解な判定が目立った準々決勝のスペイン―韓国戦について、
日本サッカー協会審判委員会の関係者も「ミスジャッジと断定できないが、
テレビで見る限り、今大会は副審のレベルが低い」と印象を述べた。

延長前半にホアキンがゴールライン際からボールを折り返し、副審がラインを割ったと
判定した場面は「テレビで見たところでは出ていないと思う」と同関係者。
Jリーグ幹部の一人は「オフサイドの判定も含めて日本の副審の方が断然レベルが高い」と話した。

同幹部は「こんなことで欧州からアジアのサッカーが敵視され、W杯の日韓共催まで否
定的に受け取られることが最も怖い」と複雑な心境も口にした。