今あえてFinderの窓を問う

 基調講演でもありましたが,またFinderが改良? されました。
今度はフォルダナビゲーション (spring-loaded folders) のような9時代の
良きところ (ほかにもWindow Shadeとかもありますが) がX風になって戻って
くるのはいいことです。

さて,ついでに? 付いたのが検索機能です。
Mac OS 8時代のように検索ダイアログにいろんな条件を設定していく
タイプはともかく,ツールバー上に検索ボックスがあって,
そこにファイル名の一部を入力するとそのウインドウに含まれるファ
イルを検索した結果が,そのウインドウにそのままリストされるもの
にはちょっとビックリです。なぜかと言えば,これによって,今まで
暗黙の了解であった
「Finderのウインドウはフォルダを視覚化しているもの」
という前提を崩すことになるからです。もちろん,Mac OS Xになって
コラムビューが導入されたときにある程度感じてはいたんですが,
とうとうこの日が来たかという感じです。

 つまり,これはClassic時代のFinderとの決定的な決別であって,
もう以前の常識は通用しないんだよという宣言です (そんなタイソウナ……。) 。

おそらく,Jaguarを境にFinderのウインドウは「ある種の条件に合致する
ファイルの表示領域」という,今までよりも,より一般化されたものに向
かって変化を行っていくんじゃないか,そして,それは新しいファイルシ
ステムや (Rendezvousの様な) ネットワークシステムとの相互作用によって,またすごい体験をさせてくれるんじゃないか? と感じました。