やっぱりジョブスでしょう.
Macが不安定という汚名を着てしまったのは彼のせい.
68Kはとても安定した先進的なCPUだったのに,それらの特徴をわずかな速度と
引き替えに台無しにしてしまった.結局MacOSは最後までこのときの判断ミスに
苦しむことになる.

エクセルと123ではどう見てもエクセルのほうが使いやすかった.
これでビジネス市場に食い込めなかったのは,ネットワーク対応のせいでしょう.
初期からネット対応していたので,EthernetになったときにAppletalkのパケット
そのままのっけちゃったのが失敗だったし.ノイズが多い線を前提としてるプロトコール
だから,パケットが小さく,能率が悪い.小規模で使う前提だったから,つなげばすぐ
わかって便利.逆に言うと常にパケットを流しているから,規模が大きくなるとそれで
ネットワークが渋滞しちゃう.

このころのMacはカッコ良かったし,使いやすかったけども日本語対応がいまいちで..
フォントは汚いし,遅いし..98がメインでMacも持っていたけど,そのつもりで
入力しているとハングしちゃう.このころに,もっと日本市場を重視して,値段も
そこそこにしていたら話は違ったでしょう.アメリカで20万で売っていたもので
60万とっちゃいかん.それでも売れていたから美味しくてやめられなかったでしょう.
普通の商売としては正解なんですよ.プラットフォームを売っているという認識が
なかったね.売っている方がパーソナルワープロみたいな売り切りの感覚だった
でしょう.DOS/V Windowsという黒船の襲撃に高みの見物を決め込んでたね.

医者がたくさん買ったけど,売り方も悪かった.違法コピーを,最初から
インストールして納品したりしていたから..かわいそうなALDUS..

互換機戦略はねぇ,やめないとAppleが終わっていたでしょう.マーケットシェアを上げるためには
必要だったけど,互換機メーカーってのは本家より速いのを安く出すのが当たり前.
結局本家のシェアを食い荒らされてしまった.Appleがハードで儲けているんだから
戦略としては無理なんです.

OSXはその気になればAT互換機で動かせるのだろうけど..Appleにとっては自殺行為
になりかねないでしょう.

あとはユーザーフレンドリとは言うけど,開発者フレンドリ消費者フレンドリじゃなかったりします.
非常に関係が深い会社を痛めつけるようなことを平気でするからねぇ..

対MSばかり考えててもしょうがないですよ.OS売って儲けることに成功したのはここだけでしょ.
それ以外で生き残った唯一の会社がApple.大成功と評価すべきなんでしょう.