>>363
結局、アプリケーションとOSが密接に連携、というか、アプリケーション間の連携動作を
OSに登録することで、”コモンオブジェクト”による連携を実装するだけで、登録された
アプリケーションを等しく扱うことが出来るというのが、Winの最大のメリットであり、
同時にデメリットとして、登録情報はOSと密接に関係するために、復旧が困難になるという
ことです。

OLE(コモンオブジェクションモデルCOM)による連携は、一見ただのコピーアンドペーストと
同じに見えますが、内部では共通データ形式によるデータのやり取りだけではなく
(MacではPICTのようなもの)、このCOMによるアプリケーション間通信の手順としても
やり取りされます。

オブジェクト指向の特徴である、データとメソッドを使ったコピーアンドペーストでは、受け渡された後の
データを、メソッドによる加工、つまり元アプリケーションに戻っての加工が容易に出来ます。
たしか、MacでもOfficeにはアプリケーション機能としてOLEが実装されていたと思いますが、エクセルの表を
ワードに貼り付けたとき、単に表のテキストやビットマップが貼り付けられたわけではなく、エクセルのデータ
そのものが貼り付けられ、再編集時にはエクセルに戻って、表示されている以外のデータも保存されていることが
確認できると思います。Winでは、COMオブジェクトに基づくすべてのアプリで可能になっています。
(というか、MSがすべてのアプリケーションのコンポーネント化を推奨しつづけていたので、インストールの面倒な
 アプリは対応しているものが多いです)

この辺の複雑な動作を、わざわざ意識することなく、使い勝手としては静的データによるコピーアンドペーストと
同じように見せかけることが出来たことは、OSレベルでのCOM実装のメリットだと思うのですが、どうでしょう?

Winでも、この種の登録を行わないアプリでは、Macと同じようにフォルダコピーによってアプリの移動やコピーが可能な
ものもありますが、結局、機能が削られているために実現できているだけです。