>>88
厳密に言うと、実はDOS Shellレベルだったりもします。
(もう覚えている人も少ないでしょうが、DOS ver5についていたDOSでマルチタスクを実現したシェルです)
Macにはアプリケーションメモリという概念があります。
これって、Winだけでなく、UNIXの人から見ても (゚Д゚)ハァ? なわけですが、何でこんな稚拙なメモリ管理が
行われているかといえば、もともと、MacOS(はじめは単にSystemと呼ばれた)はシングルタスクOSだったことに
起因します。

DOS Shellの場合は、アプリケーションの利用しているメモリをディスク(RAMディスクに保存することが多かった)
にすべてスワップアウトし、別のアプリケーションの使っているメモリを上書きすることでタスク切り替えを実現して
います。DOSの場合、コンベンショナルメモリが640KBしかなく、一種の仮想記憶のような仕掛けが必要でした。

一方、Macには、当時としては非常に多くのメモリをつむことができ、アプリケーションから利用することができました。
そこで、シングルタスクOSであるSystem4にマルチファインダと呼ばれるランチャからアプリを起動し、そのアプリケー
ションが利用するメモリ領域以外はあたかも存在しないかのようにアプリケーションを騙すことでマルチタスクを
実現しました。 これが、アプリケーションメモリの始まりです。
使用できるメモリが多いので、DOS Shellに比べても仕掛けが簡単です。タスク切り替えのコストが低くく、
もともとマルチタスクのための仕掛けであったAltoのイベントドリブンの概念をわざわざシングルタスクで
無駄に使っていたこともあり、疑似マルチタスクは実現できました。

本来は、System7において、プリエンティブマルチタスクとちゃんとしたメモリ管理を実現する予定でしたが、
結局技術力不足から、System7ではマルチファインダを標準にするだけでお茶を濁し、今日にいたっています。
(Javaの問題から、マルチスレッドが無理やり導入されましたが、結局のところシングルタスクマルチスレッドです)

少なくとも、Win3.1はこんな奇妙なメモリ管理でお茶を濁しているわけではありません。
(特に386エンハンストモードでは、MMUによらないメモリ管理のための仕掛けも使う必要がなくなったし)
従って、DOSより上、Win3.1より下、といっても良いんじゃないでしょうか。