タリバンがマザリ・シャリフを制圧した際、住民の大虐殺が行われたと国連
の調査官は報告している。マリアは、当時の様子を次のように語った。
「タリバンが町に攻め込んで来たときは、ひどい状態でした。すべての人々が、
家も財産もおいて逃げるのみでした。ある母親は自分の子どもをおいて逃げ去る
しかありませんでした。マザリ・シャリフにはいろいろな人々が住んでいました。
特にタリバンが殺したのはハザラの人々でした。パシュトゥーンのタリバンは、
少数民族のハザラの人々にひどいことをしました。少女や女性を強姦し、
髪を切り、鼻と耳を切り取りました。
わたしの家の隣には、父、母、娘、息子の四人家族が住んでいました。
タリバーンが来て、父、母、息子を一つの部屋に閉じこめました。
そして娘をさらっていきました。その後、娘がどうなったのかわかりません。
生きているのか死んでいるのかもわかりません。
ハザラの人々の多くは、タリバンが来る前に、家を閉めて逃げました。しかし、
タリバンは残っているかもしれないと家を壊して調べてまわりました。
タリバーンがある家に押し入って、何人かのハザラの人々が隠れているのを
見つけました。タリバーンはその人たちを家に閉じこめて、家ごと燃やしてしまいました。」


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