【悲報】ノーベル賞・真鍋さん「日本は協調ばかりで、個人の力が発揮できない。だから米国行った」
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0031風吹けば名無し
2021/10/06(水) 09:26:36.56ID:t4stF//R0アメリカにて地球温暖化に関する研究の権威である真鍋淑郎氏。
日本の官僚は真鍋氏を日本に招き、ポストを用意した。
しかしたった4年で真鍋氏はアメリカに「帰国」することを決めた。
真鍋の後輩である松野は沈みがちにこう言う。
「本当に、真鍋さんには申し訳なくてしようがない。僕がもっと環境を整備して、心地よく仕事ができるようにしてあげなければならなかったのに……。せっかく日本に帰ってきていただいたのに、日本の悪いところばかり見せて期待外れに終わらせてしまった」
「日本の悪いところ」とは、いったい何を指しているのか。松野の話にじっと耳を傾けていると、どうやら日本の官僚機構に巣食う縦割り行政の弊害を指摘しているらしいことがわかってきた。
そして、その遠因は地球フロンティア研究システムを立ち上げた旧科学技術庁が、気象庁や東大気候システム研究センターとの共同研究に反対したことが“発火点”のようであった。
「地球シミュレーター計画は、スーパーコンピュータによる膨大な計算を行なうので、一年契約の研究員がほとんどの、この研究システムだけでは使いこなせない。
ところが、お役人には縄張り意識や手柄を独占したい考えがあるのか、共同研究にはいい顔をしてくれなかった。コンピュータの能力や数値モデルとは何かを理解してもらえず、箱物だけつくれば君たちだけでやれるだろうという発想から抜け切れていない。
こうした縦割り行政を打破して、真鍋さんのやりたいことを好きなようにやらせてあげなければならなかったのに、僕自身が力不足で……」
真鍋の辞任の責任を、松野は一身に引き受けているような口ぶりに終始したが、「お役人には日本国民全体のためという発想があまり感じられませんね」としみじみ漏らした一言が、真鍋辞任のすべてを物語っているようにも聞こえた。
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