只木談
私がまだ、学部生のときの話であるが渥美先生の授業の後で、先生に質問があ
り聞きにいくと、「研究室まで来い」とおしゃったので、先生のあとについて
行った。螺旋階段を上がると廊下があり、その入り口に来賓者名簿があった。
先生は、どんどん歩いていくので私は、院生でも研究員でもないので、名簿に
名前を書いていると先生が振り向いて怪訝な顔をした。「何をやっているのか
ね?」「名簿に名前を書いています」先生は、怒った。「君は自分の大学を歩
くのにいちいち名前を書かされる不合理に気が付かないのかね、私が、君の立
場なら、名簿を持って学長室に怒鳴り込んでいくぞ、」
・・・・・・・・・私見・・・・・・・・
気の弱そうな只木先生にそこまで要求するのは、酷に思えるが、渥美先生の言
ってる事は、正しいと思います。ただ、それは、渥美先生だから言えることだ
と思いますが。今、同じ立場に自分がいたら、・・・・・・やはり名前を書い
てしまうだろうな。