ttp://www.nikkei.co.jp/news/retto/20071220c3b2004i20.html
信州大とフジクラ、有機ELで光通信・携帯かざし情報受信

 信州大学繊維学部とフジクラは、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)
素子を点滅させてデータを送信、携帯電話で受信するシステムを開発した。
世界最大の携帯電話メーカーであるノキア(フィンランド)が研究に協力し
ている。ポスター表面に有機EL素子を印刷し、通行者が携帯電話をかざし
て広告情報を受信するなどの用途展開を想定する。

 有機ELは電気を流すと光る性質を持つ有機材料を使った発光素子。画像
や文字などのデータを点滅信号に変えて有機EL素子で発信、携帯電話に取
り付けた専用のセンサーで受信する。今回の試作システムでは1秒間に1万
4000文字を伝送できる。

 平井利博・繊維学部長によると、さらに100倍の「毎秒20メガ(メガは100万)
ビット以上のデータ送信が理論的に可能」という。

 有機EL素子は非常に薄く、曲げられるのが特長。製法も簡単で、紙の表
面など様々な場所に素子を取り付けられる。街頭のポスターや看板の表面に
素子を付けて広告や地図情報を発信するなど、携帯電子機器と連動したサー
ビスなどが考えられる。