>>708

ピンポーン
「はーい」
ガチャ
「あの、美汐さんの友達の相沢と申しますが、具合はどうですか・・・?」
「あら、あなたが相沢君?わざわざお見舞いに来て下さったのね
 美汐はもう起きれるぐらい良くなってるわ、どうぞ上がって」
「あ、はい」
「あなたには一度ちゃんとお礼が言いたかったのよ」
「え?」
「最近あの子がよく笑顔を見せてくれるの、あなたのおかげなのね」
「そんな、俺は何も・・・」
「いいえ、私達ではあの子の凍りついた心を溶かせなかった・・・
 本当にいくら感謝してもしきれないわ、ありがとう」
「俺の方こそ・・・その笑顔にどれだけ救われたことか・・・」
話してるうちに二人はみしおたんの部屋の前に着いた
「美汐、相沢君がお見舞いにいらしたわよ」
「えっ?えっ?相沢さんが?ちょ、ちょっと待っててもらってっ」
ドタバタと部屋の中から物音がする
「そんな、急に来られても困る・・・」
などと独り言も聞こえる
「美汐、あのね、もう部屋の前まで来ているの」
「ええっ!?」
ピタッと物音が止んだ
必死に笑いをこらえる二人
ガチャ
「ど、どうぞ・・・」
ドアの前に現れたみしおたん(パジャマ姿)の顔が真っ赤なのは
どうやら熱のせいだけではないようだ